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こんな本を読んだ 15 ふたり 皇后美智子と石牟礼道子

本

読んだ本をごく短いコメントをつけてご紹介します。
評価は、あくまでも個人的な感想であり、取り上げた作品に対する一般的な評価を意識したものではありません。

★★★★★ 超オススメ・・読んだらきっといいことがあります
★★★★☆ オススメ・・自信をもっておすすめします
★★★☆☆ 興味があったら・・興味がある人にはオススメ
★★☆☆☆ 時間があったら・・ヒマを持てあましている人にはいいかも
★☆☆☆☆ 読まなくてもいいかな・・難アリなので全部は読まなくてもいいです。


 

今日の本

ふたり 皇后美智子と石牟礼道子

著者:髙山文彦
評価:★★★★☆ オススメ
コメント:

2013年、当時の天皇・皇后様が水俣を訪れた際に患者に向けて語られたお言葉として本書に記載された文です。

ほんとうにお気持ち、察するに余りあると思っています。やはり真実に生きるということができる社会を、みんなでつくっていきたいものだとあらためて思いました。ほんとうにさまざまな思いをこめて、この年まで過ごしていらしたということに深く思いを致しています。今後の日本が、自分が正しくあることができる社会になっていく、そうなればと思っています。みながその方向に向かって進んで行けることを願っています。

天皇がこのような言葉を発しなければならなかった日本という国はいったい何なのでしょう。

以下は講談社のサイトより引用

2013年、水俣を訪問した天皇皇后と、水俣病患者の歴史的な対話が実現。その背後には、皇后美智子と石牟礼道子、「ふたりのみちこ」の深い信頼関係があった。戦後70年、水俣は癒されたのか。天皇皇后とはいかなる存在なのか。深く問い直す傑作ノンフィクション。