本と映画

こんな本を読んだ 52 徳川家康 弱者の戦略

読んだ本をごく短いコメントをつけてご紹介しています。
評価は、あくまでも個人的な感想であり、取り上げた作品に対する一般的な評価を意識したものではありません。

 弱者の戦略

著者:磯田道史
評価:★★★★☆ オススメ
コメント:

便乗本ではあるんですが、ほかとは違う磯田さんらしさがつまった一冊。磯田さんのこの本でのコンセプトははっきりしています。

家康は、三河の弱小大名であったのに、なぜ・どうやって天下を手に入れ、しかも260年も続く、政権を築けたのか?
—読者の参考になるように、家康のその「弱者の戦略」をみてもらう。

この本は、誠実に生きているみなさんの「パブリック・ヒストリー」としたいのです。パブリック・ストーリーとは—「生きるみんなのためのの歴史」とでもいいましょうか、専門家のものになりがちな歴史をひろく活かす営みです。

この本は、「家康でもってするパブリック・ストーリー(みんなが生きるための歴史)」でありたいと思っています。ようは、人生の参考書としての徳川家康です。

ご一読を。

 


【評価一覧】
★★★★★ 超オススメ・・読んだらきっといいことがあります
★★★★☆ オススメ・・自信をもっておすすめします
★★★☆☆ 興味があれば・・興味がある人にはオススメ
★★☆☆☆ 時間があれば・・ヒマを持てあましている人にはいいかも
★☆☆☆☆ 読まなくてもいいかな・・難アリなので全部は読まなくてもいいです
☆☆☆☆☆ クソ本・・多分ご紹介しない