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評価は、あくまでも個人的な感想であり、取り上げた作品に対する一般的な評価を意識したものではありません。
地球46億年気候大変動
著者：横山祐典
評価：★★★★☆ オススメ
コメント：
著者は、東京大学、大気海洋研究所教授。専門は、地球化学、古気候学、年代測定学、地球表層システム学。
本書は、地球の誕生から現在にいたるまでの気候の変動とそのメカニズムを解き明かそうとしてきた科学のあゆみをあらわしたもの。
炭素循環と生命活動をキーワードに、知的興奮あふれるエピソードの数々！
エピローグでは、現在の地球温暖化にもふれています。声高に危機感をあおるものではありませんが、次の指摘はこわい。
（海面が）わずか5ｍ上昇しただけで東京都東部から埼玉県東部までが水没してしまう事実をもってしても、事態の深刻さがご理解いただけるはずだ
※本書の発行は2018年。2021年に、プリンストン大学に所属する真鍋淑郎さんが、大気中の二酸化炭素濃度の増加が地球温暖化に影響することを実証した業績によって、ノーベル物理学賞を受賞しています。
【評価一覧】
★★★★★ 超オススメ・・読んだらきっといいことがあります
★★★★☆ オススメ・・自信をもっておすすめします
★★★☆☆ 興味があれば・・興味がある人にはオススメ
★★☆☆☆ 時間があれば・・ヒマを持てあましている人にはいいかも
★☆☆☆☆ 読まなくてもいいかな・・難アリなので全部は読まなくてもいいです
☆☆☆☆☆ クソ本・・多分ご紹介しない
