読んだ本をごく短いコメントをつけてご紹介しています。
評価は、あくまでも個人的な感想であり、取り上げた作品に対する一般的な評価を意識したものではありません。
僕らは星のかけら 原子をつくった魔法の炉を探して
著者:マーカス・チャウン著/糸川 洋訳
評価:★★★☆☆ 興味があれば
コメント:
著者はサイエンスライター、科学番組の解説者。元カリフォルニア工科大学の電波天文学者。
私たちのからだは、恒星の内部でつくられ、超新星爆発によって宇宙空間に放出された各種の元素でできているといわれます。
本書は、そのことをまくらとして、恒星の内部構造や元素の起源などをテーマとして、現代宇宙論への系譜を解き明かそうとするもの。
数式はいっさい登場せず、すぐれた翻訳のおかげで文章もむずかしくない。しかし、あつかわれている事象のそのものがむずかしく、登場する人物もなじみがない人が多いため、てっとりばやく知識を仕入れたいという人にはむかないかもしれない。
いくらかの予備知識がある人、興味がある人むけ。
【評価一覧】
★★★★★ 超オススメ・・読んだらきっといいことがあります
★★★★☆ オススメ・・自信をもっておすすめします
★★★☆☆ 興味があれば・・興味がある人にはオススメ
★★☆☆☆ 時間があれば・・ヒマを持てあましている人にはいいかも
★☆☆☆☆ 読まなくてもいいかな・・難アリなので全部は読まなくてもいいです
☆☆☆☆☆ クソ本・・読む価値なし。多分ご紹介しない