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こんな本を読んだ 36 同志少女よ敵を撃て

本と猫

読んだ本をごく短いコメントをつけてご紹介しています。
評価は、あくまでも個人的な感想であり、取り上げた作品に対する一般的な評価を意識したものではありません。

★★★★★ 超オススメ・・読んだらきっといいことがあります
★★★★☆ オススメ・・自信をもっておすすめします
★★★☆☆ 興味があれば・・興味がある人にはオススメ
★★☆☆☆ 時間があれば・・ヒマを持てあましている人にはいいかも
★☆☆☆☆ 読まなくてもいいかな・・難アリなので全部は読まなくてもいいです


 

今日の本

同志少女よ敵を撃て

著者:逢坂冬馬
評価:★★★★☆ オススメ
コメント:
旧ソ連の女性狙撃手が主人公。今の戦争とのからみで敬遠されている向きも出ているかもしれませんが、物語としては傑作です。描写が残酷だという批判もあるようですが、文章も抑制されており、現実の方がより残酷です。2022年本屋大賞受賞、第166回直木賞候補作。結末はハッピーエンド的でしたが、私としてはやや不満。

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