本と映画

こんな本を読んだ 105 叱られる力

読んだ本をごく短いコメントをつけてご紹介しています。
評価は、あくまでも個人的な感想であり、取り上げた作品に対する一般的な評価を意識したものではありません。

叱られる力

著者:阿川佐和子
評価:★★★★☆ オススメ

コメント:

大ベストセラーとなった『聞く力」の続編。発売からすでに9年たちますが、内容は古びていないと思います。

阿川さんは、「叱る」「叱られる」も、結局は「聞く」ことにつながる大事なコミュニケーションであるとします。
前作では、芸能人やスポーツ選手など著名人のエピソードから「いい話」を聞きだす極意を披露してくれました。
本作では、阿川さんが父親や仕事のボスに怒鳴られ続けた60年史を振り返ることにより、上手に「叱る」「叱られる」ことへのヒントを挙げてくれます。
ただ、「叱る」「叱られる」には他のコミュニケーションとは異なった「覚悟」も必要。それが『叱られる力』。

いつもの阿川さんの本と同様、読みやすく笑えるエピソードも満載。

本書で、叱り方の極意として紹介されていたのが「借りてきた猫」。

か・・感情的にならない
り・・理由を話す
て・・手短に
き・・キャラクター(人格や性格)に触れない
た・・他人と比べない
ね・・根に持たない
こ・・個別に叱る

できるかな?

 


【評価一覧】
★★★★★ 超オススメ・・読んだらきっといいことがあります
★★★★☆ オススメ・・自信をもっておすすめします
★★★☆☆ 興味があれば・・興味がある人にはオススメ
★★☆☆☆ 時間があれば・・ヒマを持てあましている人にはいいかも
★☆☆☆☆ 読まなくてもいいかな・・難アリなので全部は読まなくてもいいです
☆☆☆☆☆ クソ本・・読む価値なし。多分ご紹介しない